*写真の実物をお届けします。
折悪しく店頭で売り切れた場合はご容赦ください。
全高 :約27cm
台座幅 :約10.5cm
台座奥行:約9cm
総柘植(つげ)製の阿弥陀如来立像です。切金つき。
素材の柘植の木は木目が細かいので仏像によく用いられています。
切金(きりがね)とは、細く切った金箔を仏像などの表面に施す作業で、根気と手間のかかる仕事です。
金泥書きと違って金箔のため、光の反射が大きくきらきらと光る仕上がりになります。
このお姿は阿弥陀如来ですが舟型後背に後光なしのデザインですので、通常、浄土宗・時宗向けです。
お祀りいただきます場所は、通常は中央になります。
中国製。
昔は外国製の仏像は仕上がりにかなり難がありましたが、ここ数年品質がずいぶん向上しました。
在家用の仏像のジャンルでは、もはや国産品はコスト面でなかなか太刀打ちできにくい状況となっております。
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阿弥陀如来はいろいろな宗派で祭られ、その姿もいろいろに分かれます。
座像と立像の両方ともによく祭られます。
一般的によく祭られるケースとしましては、
天台宗 |
座像の阿弥陀如来 |
浄土宗・時宗 |
立像の阿弥陀如来のうち、後背が舟型で、後光の無い姿 |
浄土真宗(東) |
立像の阿弥陀如来のうち、舟型後背が無く、後光のみがある姿 |
浄土真宗(西) |
立像の阿弥陀如来のうち、後背が舟型で、後光もある姿 |
というのが、一応の目安ですが、浄土宗で座像の阿弥陀如来を祭る場合もありますので絶対的な分類ではありません。
また、天台宗の場合、一般の在家様としては座像の阿弥陀如来をご本尊にする場合が最も多いとは言うものの、
比叡山自体が薬師如来が本尊であることからも推察できますように、あらゆる仏様を本尊にする可能性があります。