『とくこ』または『とこ』と呼ばれます。
元々はインド発祥の古代武器の一種ですが、仏教法具の一つとして積極的にとりいれられております。
『精進勇猛の義・摧破の義を顕わす』とよく言われますが、独鈷杵の解釈、意味付けも五鈷杵ほどではありませんが様々あります。
古代の形状ではもともと武器であったことを反映して、先端が鋭利でより長いものでしたが実用の武器の性格が薄れるに従って剣先部分が短くなり現在のような形状になったようです。
握りの部分の中央の球状の突起を特に『鬼目(きもく)』と呼んでいます。
特に密教系各宗派で非常に重視されています。
黒い背景は電球照明、白い背景は蛍光灯照明での撮影です。
真鍮製 磨き仕上げ
全長約11.4cm。
*独鈷杵を磨く場合はテガールダスターがお勧め。
テガールダスターをつかえば細かな彫刻の隙間にカスが貯まる事もなく、また、くぼんだ場所も磨きやすくきれいな仕上がりが期待出来ます。
(出荷前には当店もテガールダスターで磨いてから出荷しています。)